舌でガムを噛む訓練 Part 1



第26回は、【舌でガムを噛む訓練】と題してその Part 1 をお送りしています。これまで舌位置(ポスチャー)・唇を閉じる・歯を軽く噛み合わせるの3点を、必須項目として説明してきましたが、実際にはどうすればいいのでしょうか。咬筋や咀嚼筋の機能訓練より、舌で口蓋を押し上げるポスチャーの訓練が難しいと言っています。ビデオを参考にトレーニングしてみてください。成長期のお子さんに効果的です。ジュード・ロウ(英国の俳優)を取り上げたオーソトロピクス動画は https://www.youtube.com/watch?v=ijFkcLMmSJI からご覧いただけますが、日本語字幕はまだありません。

舌でガムを噛む訓練 Part.1
咬筋を鍛えるためにガムを噛む人は多いです
以前の動画でジュード・ロウ(英国の俳優)の
顎骨について説明しました
この動画の下にリンクを載せておきます
内側のU字形を見てみると
内側のU字形と、外側のU字形の違いは
顔貌をどこまで変えられるかの要素です
私が言っていることを理解した多くの人は、
すぐに以下の結論に至ります
噛み続けて、外側のU字形の咬筋を鍛えて
顔貌に影響を及ぼす筋肉を鍛えようとします
それはよく行われていますが
顎関節症を発症したり
安静時に舌を(上下)歯間に置いている人は、
潜在的な顎関節症の進行を早めることになります
それは勿論、バランスを取ることではなく、
私達は、舌の位置を規定することで達成します
それは難しいことなので、
舌の筋肉を鍛えることに集中することにします
咀嚼筋を鍛えるのと同じ方法です
位置と機能の両面から舌の筋肉を鍛えます
位置を規定することは、
機能を強化するよりもずっと難しく
機能は意識を集中することで強化できます
舌で噛むことのコンセプトを発想しました。
それは舌を使って噛むことです
ガムを使います。
ここでは普通のガムを使います
どこにでも売っている普通のガムです
たくさんの種類があり、詳細には触れませんが
ガムを使う理由は、(上下の)歯間で直接
噛まないようにするためです
ガムを噛むときに大抵の人がするように、
舌を口蓋に押し付けます
これをある人の口蓋として捉えると
前歯の裏側のザラザラした口蓋の
少し後方にガムを置きます
口蓋の前方、口蓋が急に深くなっている箇所です
(舌先で)ガムを丸めて口蓋に押し付け、
前方に押し出すか
あるいは時々、舌でガムを丸めて転がします
時にはどれほど奥まで転がすことができるか

しかし、私がやろうとしているのはこのガムを
できるだけ広げようとしています。実際に行ってみます
ここです。舌の上で
ガムを平らにして
口蓋に再び押し付けます
押して平らにして再び丸めます
押して平らにすることを繰り返します
最近、自分自身に感心したことがあります
45分間ほど車を運転していたときに
車内でずっと舌で噛む訓練をしていました
自宅の近くまで来たときに止めました
そこで、上下の歯を噛み合わせたときに、
上顎歯列が拡大していることに気が付きました
それは40分の間に起こりました
それは興味深く、普通のガムの噛み方とは違います
チューインガムの使用法には機能面での目的があります
私が行っているガムの使用法は興味深い方法です
この箇所が少し平らなので、
幅を少しでも広くできないか試しています
舌の位置で改善する余地があるからです
舌で口蓋を繰り返し押していますが、一つ重要なことは
ガムを口蓋に押し付けるときに使うのは
固いガムではなく、わずかに柔らかいガムです
どれくらい後端まで届くかをチェックします
押し付けるとき、舌の後方3分の1を使うからです
舌の後方3分の1で、ガムを更に後方に送っています
このガムを口蓋に付けることは重要なポイントです
発育に効果的であり、これに関してはまた報告します

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