魅力的な顔にするための教え



第51回動画は「魅力的な顔にするための教え」と題して、顔貌のバランスについてジョン・ミュー先生が解説しています。上顎の劣成長を伴う下顎前突のアンバランスについて、その原因と対策に言及しています。正しい口腔筋機能の使い方を幼児期から体得すべきと言っています。

顔は3等分に分けられると
芸術家がよく言います
おでこ(額)から目までが3分の1
目から口までが3分の1
唇から顎までが3分の1です
しかしこれは真実ではなく
必ずしも顔貌がいいとは限りません
比率はそれよりもっと複雑です
最も影響する部分は 鼻先から唇まで
そして 唇から顎の先までです
その比率は(上が)約5分の2で
(下が)約5分の3です
多くの人で 下唇から(顎先まで)の距離が
 それより長いと感じられます
それは魅力的に見えず
また 上顎が短いようにも見えます
下唇が上がっているように見えるからです
治療法はほぼ必ず
舌、唇、顎の動きを正常にすることです
事実 それらが様々な高さを
コントロールしているので
舌を口蓋に付けていれば
 ほとんどの時間 
唇を軽く閉じていることでしょう
(上下の)歯は一日約4~8時間ほど 
 軽く接していることでしょう
顔貌は理想的になり 
頬骨は見た目が良くなり
唇はとても魅力的になります
そして 歯並びも良くなります
しかし大抵の人は 口を開けっ放しにし
舌を口蓋から離した状態になっています
下顎の長さが伸びる傾向にあります
また下顎前歯が(舌側に)後退します
とても尖った頤(おとがい)に
 なってしまいます
これらに対する治療法は 
歯を動かすことのほかに
特に 顎を動かすことです
それは年齢が若くないとできません
8歳か9歳くらいまでです
治療をしてあげることも大事ですが
子供さんの舌、唇、顎の使い方を
正常にしてあげることが大切です
 治療法が何であれ 
(治療前の)使い方に戻る傾向があります
 それは残念ながら 
歯科矯正においてよくある問題です

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