臼歯間距離を測定する



第59回動画は「上顎模型で臼歯間距離を測定する」というタイトルで、コンサルテーションや診断の際に重要な、臼歯間距離の測り方について解説しています。現代の成人男子には、臼歯間距離が29〜34ミリと狭い例も数多くみられます。35〜38ミリであれば改善されますが、それでも舌は収まりきらないと言います。38ミリ以上であれば、舌が落ち着き、矯正治療後の後戻りも少ないと言います。

歯科矯正もしくはオーソトロピクスの
相談に際して 臼歯間距離を測っています
上顎および口蓋の幅は
舌のスペースや 容積に関係しています
再現性のある測定は 舌の容積を推定するのと
生じた変化を 検出するために有効です
ダイヤルキャリパーを用いて測定します
これは多くの工具店で売られています
片方の臼歯の 最も歯肉寄りの点から
反対側の臼歯の 歯肉寄り点まで測っています
これらは歯茎に 最も近い点です
この点が 最も再現性のある点に思えます
それではキャリパーを使って両点間を測ります
指で抑えながら 少し揺らします
前後に揺らしながら 両点間を測定します
ご覧の通り このように深く達しています
とても正確に測れます
この測定方法の 再現性に感心します
例えば この人の臼歯間の距離は
 37.7ミリです

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