タング・タイと、タング・スラストの違いは?



第99回動画は、サラ・ホーンズビーさんの「タング・タイと、タング・スラストの違いは?」というテーマでお送りしています。ふたつとも口腔筋機能障害の重要なトピックです。子供さんだけでなく、大人にも見られる健康上の問題です。タング・スラストは習慣(舌癖)であり、タング・タイは舌の機能障害です。何れにしても解決のために、口腔筋機能訓練を欠かせません。ご自身でチェックされて、問題があるかもと思われたら、お近くの筋機能療法士がいる歯科医院にご相談ください。

皆さんご覧いただき ありがとうございます
筋機能療法士のサラ・ホーンズビーです
インターネットを通じて 患者さんを指導する
 ユニークな医院を経営しています
今日はよくある質問についてお話します
タング・スラスト(舌突出)と
タング・タイの違いは何でしょうか?
 違いはとても明らかです
まず タング・スラスト(舌突出)の
飲み込みパターンについてお話します
基本的にこれは習慣からくるものです
おそらく口呼吸から始まります
舌が口腔内の底にあって 飲み込むたびに
舌が前歯を 前方に押し出すか
大臼歯間や 小臼歯間では 
舌が(下顎歯列を)横方向に押し拡げます
それらを前方舌突出と 側方舌突出といいます
舌突出は筋緊張と筋協調の低下によるものです
舌の機能障害というより 習慣によるものです
それでは タング・タイとは何でしょうか?
タング・タイは舌小帯に身体的障害があり
きつくて 短すぎ 制限されている状態です
それは 舌の可動域を変えてしまいます
要するに 舌突出は自然に覚えた習慣です
多くは 口呼吸からそうなりました
 タング・タイはすなわち
舌に何らかの問題がある機能障害であり
 治すためには手術が必要です
患者さんのなかには タング・タイと
タング・スラストの両方ある人もいます
両者は関連していることを覚えておきましょう
この動画で 混同しやすい タング・タイと
タング・スラストの違いを区別できましたね
質問は下記のコメント欄にお願いします 
それでは次回の動画でお会いしましょう

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