お顔を正しい方向に成長させましょう



第131回動画は「お顔を正しい方向に成長させましょう」と題して、サラさんのビデオメッセージをご紹介しています。口腔筋機能療法はもっぱら子供さん向けと思われているかもしれませんが、サラさんの療院では、多くの患者さんは大人だと言います。ときに70歳の患者さんもいらっしゃるとのことです。筋機能療法から得られるメリットは年齢に関係しないと言っています。

しかし、子供と大人では以下の点で違いがあります。●大人は治療でも、子供さんは予防である点 ●子供さんが鼻で呼吸することの大切さ ●子供さんを治療する目的は ●筋機能療法と矯正治療の適齢期は ●児童期とティーンエイジャーの筋機能療法の違い などについて解説してくれています。

子供と大人の筋機能療法
皆さん今日は サラ・ホーンスビーです
ネットでつながる筋機能療法士です
 今回は 子供と大人の
筋機能療法についてお話します
私が子供さんを治療する目的は
最適な成長と発育を助けることです
お子さんの顎を 前方に成長させ
お顔を幅方向に成長させることにより
舌スペースに必要な 幅広い口蓋をつくり
歯が並ぶスペースを作ります
健全に呼吸できるようにし
大人に成長する過程で習慣付けます
習癖を変えて顔の成長を誘導します
成長期に口呼吸をし 舌の位置が低いと 
 ネガティブな結果になります
口呼吸している子供さんは 私のような
 細長い顔の大人に成長します
私は子供のとき 口呼吸していました
後々の人生で問題が起こります
口呼吸している子供さんが大人になると
顎や顔面の痛み 頭痛 首と肩の問題 
睡眠時無呼吸などに悩まされます
睡眠時の様々な呼吸障害が起こります
 健康の面でとても重要です
できるだけ早期に習癖を治しましょう
子供さんの場合は予防の視点で行います
通院してくる7~9歳の子供たちの
親御さんがこの療法に願っているのは
矯正治療を避けることですが
おそらく不可能でしょう
この療法が無意味なのではありません
事実とても効果があります
矯正治療の一環として行われるべきです
子供さんの顔面の成長は
基本的に7~8歳までに
適切に成長発育していないと
標準の成長カーブより遅れてしまいます
顔の前方成長と 幅広い口蓋
そして顎の発育がなければなりません
先日知った統計データでは
 頭蓋顔面の発達の9割は
驚くべきことに7歳までに終えています
7〜9歳まで口呼吸していた子供さんは
すでに発達が遅れているので
矯正医が介入して追いつかせます
まだ間に合うので 顔を前方に成長させ
口蓋を幅広くし 歯並びを整え
美しい顔にして 健全な呼吸気道にさせます
子供さんが適切な成長過程に追いつくように
オーソトロピクスやその他の装置で
顔を前方に成長させます
筋機能療法士が早めに習癖を変えて
矯正歯科医が早期に介入すれば
必要な成長に追いつけます
親御さんに送るメッセージは
歯科矯正や筋機能療法の治療費は高いですが
子供さんの長期的な健康や
健全な睡眠と 成人後の呼吸を考えると
若いときに治療する価値があります
子供さんが13歳か14歳になるまで
待ってから始めてはいけません
大きく成長しきった後なので 
機会を逃してしまっています
若い時から成長を誘導するのが最善です
ガッカリさせるつもりはありません
絶好の成長機会を逃した10代の子供でも
(間違った)習癖を変えることが大事です
わずかに残っている成長力を利用して
呼吸と睡眠 機能を改善できます
20〜30代の大人に成長したとき
きっと良い状態になるでしょう
年齢に関係なく 筋機能療法が
 遅すぎることはありません
この動画が 皆さんの多くの疑問に
 答えられたら嬉しいです
質問など 私やチームの誰かの療法を
 ご希望なら連絡してください
お近くの筋機能療法士をご紹介できます
ご視聴ありがとうございます
チャンネル登録とコメントをお願いします
それでは次回の動画でお会いしましょう

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