子どもの矯正をしたい

子どもが友達から出っ歯のことを言われた

子どもの矯正
自分が歯の矯正をしていると、矯正のことをよく聞かれます。

『実は、娘が学校で歯並びのことを言われたみたいなんだけど・・・矯正って今からやったほうがいい?結構高いんでしょ・・・?』

子どもの矯正には、「第一期治療(混合歯列期)」と「第二期治療(永久歯が生えそろったあと)」があります。
丁度、その子は「第一期治療(混合歯列期)」にあたる年齢でした。

確かに歯並びを見てみると『出っ歯』といわれる部類で、本人も気にしていてとても可哀そうでした。

出っ歯

第一期治療(混合歯列期)と第二期治療(永久歯が生えそろったあと)では、矯正歯科医院によって料金が違います。
第一期治療を先に行っていれば、そこで終わりになる場合や第二期治療が安く済む場合もありますし、結果が思わしくない等の事情で、抜歯などが必要な場合は通常通りの料金がかかる場合もあります。
治療費の設定は様々なので、長いお付き合いになる矯正歯科医院をしっかり調べなければなりません。

矯正治療には、顎自体を拡大する装置や、取り外せるものだとチンキャップ・ヘッドギアがあります。
この装置自体、子どものやる気がないと本人にとってとっても煩わしい装置です。

  • チンキャップチンキャップ
  • ヘッドギアヘッドギア

本人がやりたいという意志がハッキリしている場合は、ネットなどで検索しながら実際の画像を見せ、

『こういう装置つけることになるかも・・・。大丈夫?』

と聞いてみるのも効果的かもしれません。

矯正には高額なお金が必要です。なので本人がそれを願っていても叶わない場合もあります。
また、家計のバランスなど考えた時、こういったお話を聞いても『100%の正解』はないのかなと思います。

長い治療期間を乗り越えるためにも、子どもの場合まず本人のやる気と親御さんの話し合いが一番大事だと思います。

歯科医院によっては分割の支払いやデンタルローンが可能な場所があります。
教育資金が必要になる中、少しでも余力は残しておきたいところですが、口を押さえながら笑う子どもを見るのも切ないです。

日本では矯正の裾野がなかなか広がりませんが、本人が歯並びが整うことによって自信を持ち、前向きな気持ちになり、素晴らしい笑顔がたくさん日本中に広がることを願います。


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