札幌でのマーケティングに向けて
アマポーラオーソは現在、仙台市で歯科矯正の正しい普及にむけて活動しています。正しい普及とは、専門医による治療であると考えています。仙台市は人口100万、世帯数50万の東北地方を代表する政令都市です。市内中心部には伊達藩の伝統を受け継ぐ市民が住んでいる一方で、近郊には東北各地から移り住んできた人たちも多いのです。従って仙台の街は、威勢のいい太平洋側の気質と、山間地の物静かな性格と、雪国の我慢強さがミックスした、ミニTOKYOとなっています。
1年半前にこの仕事を始めたとき、仙台のドクターから「なんで仙台なの?」と聞かれました。意味するところは、仙台は保守的で簡単ではないよ、という忠告があります。「ハードルが高い仙台で成功すれば、全国どこへ行っても怖くない。」と負け惜しみを言ってその場を取り繕いました。(笑)東北人の性格を表す言葉としては、保守的・我慢強い・自己主張をしない・口数が少ない・プライドが高い(仙台人)・あくせくせずにマイペースなどがあります。歯並びをなおす歯科矯正のマーケティングの観点から見ると、どうやらドクターの忠告通り、仙台市は日本人の平均値よりマイナス側にありそうです。
そこでアマポーラは事前のプランに従って、札幌でのマーケティングにも挑戦することとしました。ご存知のように、北海道は明治以降の開拓民が入植して発展し、札幌市は道内の政治経済の中心として栄えてきました。人口200万、世帯数100万の規模は、ちょうど仙台市の2倍です。歴史をみても、日本全国から移住して来ているので、日本人の性格の平均点に近いはず。もしかしたら移民の国、アメリカ合衆国に近いかも(笑)。札幌人の性格は、女子が強い・自立心が高い・個を重んじる・合理的・アクティブなど、歯科矯正にとってもこの上ない環境かもしれません。
来週から2週間ほど、歯科矯正の普及のためのフィージビリティテスト(可能性調査)のために滞在します。どんな先生にお会いして、どんなお話を聞けるのか、とても楽しみにしています。