札幌でのマーケティング調査を終えて
ビックリポンです(朝ドラのワンフレーズから)。 行く前のイメージとは異なり、ナルホドと思わせる点が多々ありました。
第1に地下街がとても発達しています。札幌駅から大通り、そしてススキノまで、全てのお買いもの、お食事、レジャーが地下街で完結します。これは冬場のアクセスを考えてのことでしょうか。帰りに寄ったアウトレットも全て建物の中でした。仙台では考えられません。従って、情報が1カ所に集中しています。矯正専門医も、札幌駅と大通り周辺に30軒ほどが集中しています。
その結果として何が起こるのでしょうか。歯科矯正に対する露出が高まります。どの角を曲がってもすぐに、矯正歯科の看板を見つけるので、歯科矯正が身近にあります。従って、一般歯科の矯正と、矯正専門医を混同されることは少ないようです。歯並びは矯正専門医へという認識は、ほとんど首都圏に近いレベルです。
患者さんがあふれかえる医院があるかと思えば、そうでない医院もあります。患者さんに対するアピール度の違いからくる結果でしょうか。テナントビルの立地条件、地下鉄駅や地下街のサインボード、ホームページから見える医院のイメージ、電話応対や受付のフィーリング、SNSによる地域発信度、フリーペーパーへの広告、そして何よりも患者さん自身のクチコミ(評判)でしょうか。
札幌の皆さんは、仙台人や東北人より歯並びがキレイな方が多いようです。顔の形によるのかもしれません。何となく丸顔で、ふっくらした顔つきのためか、顎がしっかりしています。細い顎の人はあまり見かけませんでした。院内に掲示してある治療後の患者さんの写真を見ても、皆さんとてもキレイな歯並びを獲得していらっしゃいます。
自然が厳しいから、人が暖かいのかもしれません。本当に多くの方とお話ができ、たくさんのお友達もできました。皆さんとても親切で、我が身のことのように心配してくださいます。美味しい食べものと心暖かい人たち、そして雄大な自然に魅了されます。また、おジャマしますので、よろしくお願いします。