歯は外か内か?

歯は外か内か?

タイトルが節分のイメージなので、もっと早く書くべきであったろう。
私達は歯は口の中にあるので、内なるものと考えがちだ。欧米人はどうかというと、特にアメリカンは歯は外なるものと考えているのではないかとさえ思ってしまう。つまり、歯は顔のパーツのひとつと考えられていると。
欧米人、特に米国人は人と挨拶するときに必ず歯を見せる。カメラを向けるとにっと歯を出して笑う。証明写真はいつも歯を見せた笑顔の表情だ。どうしてここまで歯を見せる文化になってしまったのだろうか?
ショックだった。古い話で恐縮だが、オバマ大統領就任式の映像を見ていたら、100%全員が歯を見せて挨拶を交わしている。そうか、そうなんだ、歯並びが良く無いと挨拶もできない国なんだと、その時、理解した。
アメリカンと言えども、昔の写真は口を閉じていた。いつ頃からだろうか、歯を見せて写真に収まるようになったのは。60年代のオールディーズの頃からだろうか?どなたか知っていたら教えてください。
他方、日本人を含むアジア人は普通、歯を見せて人と挨拶しない。歯を見せることは相手に失礼という文化的背景もあった。歯は内なるものという考え方が根底にあったからだろうか。

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