「スポット」とは何でしょうか?



第132回動画は「スポットとは何か?」というテーマで、サラさんが解説してくれています。サラさんの筋機能療院では、しばしば「スポット」について話題にしています。全ての患者さんが治療の初期に「スポット」について指導を受けます。筋機能療法において、「スポット」は最も重要なポイントです。そこは舌先がとどまるべき場所だからです。

舌の姿勢位(ポスチャー)を覚えるために、繰り返し自問自答すべき場所です。さらに、舌全体が口蓋についている必要があります。それがすなわち、セカンドスポット(2番目のスポット)と呼ばれる部分です。舌が口腔内で低い位置にとどまっていれば、そのこと自体に問題があることを、気付かなければなりません。そのために筋機能療法があるとサラさんは言います。

「スポット」とは何か?
皆さん今日は サラ・ホーンスビーです
私の筋機能療法に関する動画をご覧になり
ご存知のとおり 私は筋機能療法士です
皆さんのお力になればと思い
この話題について話しています
今回は 筋機能療法でよく話題となる
「スポット」についてです
「スポット」の見つけ方をご説明します
ところで「スポット」とは何でしょうか?
舌先を付ける口腔内上部の
位置を説明するときに使います
写真でご説明します
舌先を 上の前歯の裏側の 歯茎に付けます
最初に 舌先を前歯の裏側につけて
ほんの少し後ろに引きます
舌先が歯に触れずに 歯茎を感じます
 そこが目標です
患者さんの舌が歯に触れていたり 
上下の歯間に挟まっていてはいけません
舌を引き上げて 舌を歯肉だけに
触れさせなければなりません
それより後方にある場合は引き過ぎです
舌先が口蓋に垂直に触れている場合です
そこは「真ん中のスポット」になります
他の人がどのように教えているのか
 わかりませんが
私は真ん中(2番目)のスポットを教えます
舌の真ん中を持ち上げたときに
口蓋と接触する部分です
2ヶ所のスポットを患者さんに教えています
一番大事なのは 昼夜を問わず
舌をいつも口蓋に付けていることです
食事中や会話中をのぞいて
安静時に舌は口蓋に付けているべきです
唇をいつも閉じているべきです
安静時にその位置と姿勢を保つべきです
「スポット」が何か?
どこにあるか? もうお分かりですね
口腔内で探してみましょう
補助が必要な場合はご連絡下さい
私やチームの誰かが補助できます
またはお近くの筋機能療法士を探して
 口腔周囲筋を強化して
口腔機能を指導してもらうことで
容易に舌をスポットに付け続けられます
これからも関連動画を投稿していきますね

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