【再掲】混合歯列期の矯正治療
第146回動画は「混合歯列期の矯正治療」と題して、オーストラリアのシドニーで開業する矯正歯科医、ドレク・マホニー先生のコース紹介をしています。9月にシドニーで開催されるコースでは、7歳から9歳までの混合歯列期にしかできない治療が紹介されています。
ドレク・マホニーです
最新のコースについてお伝えします
EODOの継続教育シリーズとの併催です
混合歯列期のコースです
19年の9月14~15日に開催します
どの症例が混合歯列期に治療するべきか学びます
私の矯正治療は 子供さんが7歳以下の場合
筋機能の問題も勘案します
舌突出癖や 指しゃぶりなどを治すために
多種の筋機能訓練装置を使います
7歳の子供は 臼歯間距離が確定しているので
拡大が必要かどうかわかります
さらに7〜9歳の子供さんは
エリクソンとキュロールのデータにより
今の犬歯位置からの萌出を誘導できます
その年齢の子供なら萌出のスペースを作れます
7〜9歳が上顎の最大成長期です
上顎の成長不足の問題として
典型的な症例は犬歯スペースがないコーディです
これまでは4本抜歯してスペースを作りました
側貌を見て 治療のタイミングを決めます
側貌の見立てを学びます
側貌が平らで 歯のスペースが無いケースでは
スペースを確保する方法を学びます
エキスパンダーを使う一例は
呼吸気道の確保がポイントです
上顎の拡大は 犬歯スペースを作るだけでなく
鼻呼吸にも役立ちます
口蓋を下げる必要がなく
単に歯のスペースが必要な場合は
2x4 または Dゲイナー法を用います
どの子供に いつ治療を施すべきか?
このプログラムで理解できます
このプログラムでは 子供の呼吸気道と
正しい舌位置と 飲み込み方を確実にしますが
歯並びの治療が必要な場合
早期に治療すれば歯のスペースが作れます
13歳で私の所へ来る患者さんは
犬歯が動きの取れない状態になっています
歯並びを治したとしても
犬歯は遊離歯肉の範囲に萌出するため
歯並びは治っても 歯肉退縮が起きます
犬歯の萌出前に治療する方がずっといいです
犬歯を取り巻く骨と軟組織とともに
犬歯萌出のスペースを作れます
親御さんは一般歯科の先生にいつも尋ねます
「子供をいつ矯正歯科に連れて行くべきですか?」
米国矯正歯科学会のガイドラインには
初診の矯正相談は7歳までにと書いてあります
学会のウェブサイトでは 私が教えようと
していることをよく説明しています
犬歯の位置や 臼歯の位置
歯列の発達をとてもよく説明しています
1期治療と2期治療についてもお話します
このコースの詳細をご希望でしたら
courses@eodo.comへメールを送って下さい
パンフレットをお送りします
もしコースに参加できない場合でも
学んで頂きたいので
コーディの症例をお送りします
非常によく解説され どのワイヤーを使うか
治療計画や 保定法を説明しています
デーモンワークブックからです
それでは混合歯列期のコースで
お会いできることを楽しみにしております