ミュー式飲み込み法:前編
第44回動画は、ミュー・プッシュ・スワローと呼ばれる「ミュー式飲み込み法」の前編をお送りしています。大人の85%が正しい飲み込み方を理解していないと言います。幼児のような吸い込みによる飲み込みの習慣があります。舌を口蓋にそって波のように動かすミュー式飲み込み法は、特に、矯正治療後の保定に効果的と述べています。
正しい飲み込み方
85%の人々が正しく飲み込んでいません
多くの人が、幼児期の飲み込み方から
正しい大人の飲み込み方へ改めていません
皆が飲み込み時に、
歯の内側から吸い込んでいます
歯列のバランスを悪くしています
(歯列を)内側に引き込むことで、
叢生や不正咬合を引き起こしています
この動画で正しい飲み込み方を覚えましょう
飲み込みは数少ない自発行動のひとつであり
意識的な行動として開始されます
(その後は)無意識のなかで進行し、
私たちはコントロールできません
口腔内でのみコントロールできますが
喉のところではコントロールできず、
無意識のなかで自動的に進行します
このプロセスが起きるには
口腔内で、ある特定の開始点があります
私たちの多くは、それに気付かずに
飲み込みを開始しています
85%の人々は正しく飲み込んでいなく
幼児が吸い込むときに使う、
筋緊張メカニズムを使っています
それは舌を、大部分または部分的に
(上下の)歯間に挟んでいます
頬筋を活性化(筋緊張)させながらです
飲み込むときに内側に吸い込んでいます。
舌は横方向へ広げられ筋緊張しています
正常な大人の飲み込み方をするために、
理想的な活性化(筋緊張)は
舌を口蓋に付けることと
飲み込み始めるとき、頬と口蓋、及び
口蓋のセンサーを活性化させることです
多くの人が飲み込めないとき、生涯で
これらのどれかを行ったことがあります
これが起きるとき、ほとんどの場合、
口腔内に液体が全く無いので
飲み込めず、上手く開始できません
正しい位置で、舌が口蓋を押すことにより
(舌が)どこを押すか知っているならば、
多くの場合、飲み込めます
それでは
最初にご紹介する方法は、
簡単な原理に従う、チーズ 飲み込み法です
ダイアナさん、
このチーズ 飲み込み法で一番重要なのは
舌先を(口蓋)スポットに付けることです
チーズスマイルのまま、上下の歯を合わせ、
(歯から)頬と唇を離します
そうすることで妨げになりません
最初に言うのが「な」です。
「なななななな・・・」
そのとき、舌先が位置するところは
エンドポイントと呼ばれるところです
エンドポイントは上顎前歯の裏の位置です
これが歯で、エンドポイントはここ、
そこに小さい突起があります
それは切歯乳頭と呼ばれています
切歯乳頭まで神経が伸びています
上顎の2分割された口蓋骨の間からです
口蓋前部を覆うように広がっています
切歯乳頭を押すことを勧められています。
フェロモンを分泌すると言われています
幼児のそこを押すことを勧められています
すみません、エンドルフィンの間違いでした。
若者がそこを押すことを勧められています
舌先をそこに置けば、歯に触れていません
舌は滑らかな軟組織に触れていて
歯と、指紋のような口蓋ヒダとの間です
口蓋ヒダは横に伸びていて、
触ると少しくすぐったい感じがします
舌で弾く場所はそこで、先ず、
舌面がそこに付いていることを自覚します
いつものリズムで。
それから歯を噛み合わせます
それからチーズスマイルを作ります。
懸命に押し上げて飲み込んでみましょう
舌の力に呼応して唇を使おうとします
舌は上下歯間にはみ出ようとし、
唇はそれに対して引き止めようとします
それでバランスを保とうとしますが、
それに抵抗しなければなりません
口蓋を押すことによってです。
懸命に押してみて
まだ頬を少し動かしてしまいますね。
それを練習しなければなりません
歯を内側に吸い込むことを
止めなければなりません
顎先と鼻先に線を引くと
唇を引き下げて下さい。
イーラインと呼ばれる審美線があります
水をほんの少し飲み込んで、
舌の上に置いて下さい
舌の上に含みながら、頭を回してみましょう
回転を感じながら、少量の水を
保持しているのが感じられます
頭を水平にし、飲み込んでください
難しいので、まだ完璧ではないですね
上顎アーチが広がるにつれ、
もっと舌スペースが生まれてくるので
より容易にできるようになります
2〜3ミリのスペースが広がったので
これを続けて、結果を出すことが大事です
私たちが成し遂げようとしていることを、
無駄にして欲しくないからです
唇を引っ張らないようにするのが、
とても重要です
歯を押して歯茎を傷めるからです
さて、この飲み込み方のコツは
鏡の前で練習することです
舌が歯間にはみ出さないよう
チェックできるからです
この飲み込み方をマスターできたら、
流し込み法を学ぶのに役立ちます
流し込み法とは、歯を噛み合わせながら
舌を後退させます
舌の上で、全ての水を送り込むとき
舌は口腔内で波のような動きをします
胃腸系の蠕動(ぜんどう)運動のように
波のように動きます
舌の先は上がり下がりしますが、
この流し込み法を学ぶことが重要です
歯を噛み合わせて、唇を軽く閉じます
(舌を)口蓋まで持ち上げたので、
飲み込めたことがわかるでしょう
わかりましたか?
正しく流し込むことが大切です
このチーズ飲み込み法をマスターできたら
モナリサ飲み込み法に進みましょう
モナリサ飲み込み法とは、
私の手より上の顔面を動かさない方法です
チーズ飲み込み法とほとんど同じですが
口腔周囲筋と顔面筋を一切使わず、
顔面筋を安静にしていなければなりません
飲み込み時に使ってはいけないからです。
世界中の美しい人を思い浮かべると
このように飲み込むでしょうか?
それともこうやって飲み込みますか?
全員が最初の方法で飲み込みますね。
顔面筋のバランスを取って飲み込んでいます
そのためアンバランスではなく
歯列もアンバランスではありません
歯列は軟組織であるところの、
唇、頬、舌の間でバランスをとっています
歯並びが悪い人は
きれいな歯並びになりたいですね。
これらの方法を取り入れてみるべきです
特に矯正治療後の歯並びを維持したいですね
あるいは歯並びが良くなるように私が助けます
歯並びを維持し、または、
簡単に良くなるようにしたいですね
苦闘するのではなく、容易に治したいですよね
このように飲み込んでみましょう
最初は、水を舌の上に含み
次に、流し込み法で喉に送ります。
それから飲み込みました
モナリサ飲み込み法をやってみましょう
鏡の前に座って、
何度も繰り返し練習しなければなりません
そして結果的に
私の喉が上下に動くのが見えますね
このラインより上は動かさず、
顔面筋は変化しません
これらの筋肉は表情筋であり、
飲み込みのための筋肉ではありません