矯正の後戻りを防ぐために
「第89回動画は、オンライン筋機能療法士の サラ・ホーンズビーさんが「矯正治療の後戻りを防ぐ方法」についてコメントしています。
矯正治療後はその状態がずーっと続いて欲しいですね。でも残念ながら多くの場合、後戻りを生じてしまいます。サラさんの筋機能療法院に通院してくる患者さんには、2度も3度も矯正治療を受けている方がいるそうです。後戻りしてしまう理由は、潜在的に口腔筋機能の問題を抱えているためです。舌が下がっていて、飲み込み時にタング・スラスト(舌突出癖)がある場合などです。
サラ・ホーンズビーさんのウェブサイトは www.myfaceology.com から
サラさんが主宰する Myofunctional Therapy Support Group のフェイスブックページは https://www.facebook.com/groups/738132969697620
皆さんご覧いただき ありがとうございます
オンライン筋機能療法士の
サラ・ホーンズビーです
今回の動画は矯正治療後の後戻りについてです
矯正治療の後戻りとは何でしょうか?
私のところへ 患者さんを最も多く
紹介してくれるのは 矯正歯科医です
矯正歯科医が患者さんを私のもとへ送る理由は
患者さんに舌突出癖があったり
口呼吸をしているためです
矯正医がこれを重要だと思う理由は
矯正治療や歯科治療の結果に
大きく影響するからです
口を開けっ放しにし 舌が下がったまま
口呼吸を続けていると
ワイヤー矯正がとても難しくなります
口を閉じて 舌が正しい位置に
なければいけません
要するに 舌が
ワイヤー矯正の邪魔をしてしまうからです
矯正装置は歯列を一方向へ動かそうとしますが
舌は反対方向へ押し返そうとします
唇が外に開いていると(舌と)調和できません
そうでなければ 矯正治療が安定しません
従って矯正治療が本来よりも
ずっと長くかかってしまいます
もしもあなたが 潜在的な筋機能の問題を
抱えているならばです
別の問題としてワイヤー矯正装置を外した後に
潜在的な筋機能問題を解決していない場合です
舌の位置や 飲み込み方 呼吸方法が
全く変わっていない場合です
ワイヤー矯正後の治療結果は安定しません
このため 矯正医は患者さんを私へ紹介します
患者さんに(筋機能の)問題が残っていれば
矯正治療後に歯が後戻りしてしまうからです
常にリテーナーを着用しようと心がける
患者さんもいますが
問題はリテーナーを付けているにもかかわらず
歯並びや嚙み合わせが変わってしまうことです
よく見かけるケースに
リテーナーが付いていて 歯並びは綺麗ですが
咬合が再び開き始めているケースです
骨と顎が変化するためです
舌が正しくない位置にあり
口を開けっ放しにしているからです
矯正治療を受ける予定があり
今でも口呼吸をしているならば
舌が下がっているか タング・タイなのか
あるいは舌突出と思われるので
必ずこれらの筋機能障害を治しましょう
矯正治療を始める前か
あるいは始めると同時に
矯正治療中にも 矯正治療後でも必要です
決して遅すぎることはないので
舌突出だと気がついたら
あるいは 口を開けっ放しにしていたり
舌が下がっているならばです
2年前に矯正装置を外していたとしても
遅すぎることはありません
筋機能療法を行い 習慣を変えることで
歯並びをきれいなまま維持できます
とても重要なことですが 多くの人が知りません
筋機能療法士と提携している
矯正歯科医に診てもらっているのなら
矯正治療の安定性に関して
しっかりと理解していることでしょう
将来の矯正治療の後戻りを避けられるでしょう
この動画で多くの役立つ情報を
発信できたことを祈ります
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