「舌の後方を口蓋に付ける」改訂版



前作の3回分に関連して、第18回の動画「舌の後方を口蓋に付ける」の改訂版を再びお送りしています。舌の後方3分の1を、軟口蓋に押し当てることにより、上顎の前方および上方への成長促進、頭と首の姿勢の改善をはかることが期待されます。正しい飲み込み方をマスターすることも、その目的にかなっています。親御さんはもちろん、教育関係者、機能療法士、歯科医師にご理解いただきたい内容です。

舌を口蓋に付けるべきです
特に舌の後方3分の1を付けることは難しく
それについて数々の動画で説明してきましたが
それでも多くの人は苦労しています
舌を口蓋に付けようと努力している多くの人は
舌の先を、口蓋に付けようとしています
舌の後方全体を付けようとしていません。
舌の後方3分の1の、この部分です
おそらく、
舌の他の部分も口蓋に付いていないので
上顎を上向きかつ前方に成長誘導できません。
これは最も重要なことです
上顎を上向きかつ前方に成長させるだけでなく、
頭部を支える支点としても作用しているからです
私たちが頭部をこのようにして歩いている理由は
頭部を上向きに支える支点が無いからです
その支点はこの器官であると思われます
その支点は、頚椎軸から吊り下げられている
舌骨の中にあります
その支えで顔全体を上向きに保持しています
舌の後方3分の1を正しく口蓋に付ければ、
 多くの人が
舌の後方で気道を塞いでいるのを感じるでしょう
多くの人の顔は、下向き後方に成長しています。
この見た目のいいモダンなイメージでさえもです
舌全体を正しい位置まで後退させると
軟口蓋と舌後方3分の1で、
気道を塞いでしまいます
一時的にこの状態を保ちながら、
上顎を前方に誘導していますが
不快に感じます。私は時々それをするときに
自分で息を止めて試してみます
押し返すことができません。その理由は
鼻咽頭の背面にまで軟口蓋を動かしたからです
軟口蓋を鼻咽頭の背面に向かって押すと
(鼻から)息を吐き出すことができません
そのようにして息を止めることができます
舌の後方3分の1を軟口蓋に付けることと
息を止めることはとても似ています
両者の違いは小さく、違いがわかる方法は
それら2つを交互に行ってみることです
その違いを区別できる筋肉のこの部分は
わずかに不適切な状態に
慣らされているかもしれません
それらを正しく使ったことが無いためです
明らかに筋肉は、不適切な状態や構造、
骨格に適応して変化してきたからです
両者の違いを知って、練習することが大切です。
違いを知って訓練し、舌後方3分の1を感じることです
舌の後方3分の1はトランポリンのように、
実はきちんと軟口蓋に作用していたいのです
舌後方3分の1を押し上げて、上顎と顔全体を
上向きに保持できるようにするためです
ミュー・プッシュ・スワロー法で行いましょう
(舌を口蓋に密着させて飲み込む方法です)
真っ直ぐに立って一生懸命に頑張りましょう。
上手くいくことを祈ります

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