歯科医療従事者が子供たちの顔面形成不全を理解することの重要性



第23回動画は【歯科医療従事者が子供たちの顔面形成不全を理解することの重要性】と題しまして、かかりつけ歯科医による、幼児期の顎顔面形成不全を早期発見することの重要性について解説しています。ジョン・ミュー先生は、介入して是正できるタイミングを逃してはならないと言っています。

通常、歯科医は乳歯が萌出してから診ます
多くの親御さんは歯の見た目だけでなく
歯を大切にするためにどんな食べ物がいいか
歯を失わない方法のアドバイスを受けます
歯磨きに関するいくつかの教えは役立ちます
しかし長期的に見ると他の点も同様に重要です
それは成長段階における早期の問題発見です
それら問題は後々に、
歯列矯正を困難にする傾向があります
それらは問題が起こってから治すよりも
予測して予防する方がいいです
よくある問題は5〜6歳頃に起こります
最初の永久歯が萌出する年齢です
しかし場合によっては、その頃にはもう遅すぎて
上顎と下顎の劣成長を正せないこともあります
乳歯列の診断の多くは、以下の方法で改善されます
歯科医が診て乳歯間に十分なスペースがあるか
4歳半から5歳の乳歯列において
それぞれの歯間にコインが入る隙間があるかを
注視することです
もっとも重要なのは、
乳歯から永久歯に生え替わる時点です
この時にひどい不正咬合を生じます
不正咬合は永久歯の生え方を
観察することによって予測できます
上下切歯が4本とも正常に萌出しないと
即座に注意が必要です
矯正歯科医かオーソトロピストに
相談することをお勧めします
顎の成長傾向に関する早期診断のためです
もし顎が下向きに成長しているようなら
指標線を測ることで確認できます
これはとても簡単な計測法で
道具を使って測ることができます
上顎切端と鼻先の間の距離を測ります
測定値は特定のミリ数値を超えないべきです
数値はお子さんの年齢によります
数値が3〜4ミリ以上超えているなら、
後々、問題が起こるでしょう
私が思うに、早い機会に治療を行なうべきです
子供の頭蓋骨は5〜7歳の時点では、
とても柔軟ですが
その後は骨を変形させるのが難しくなります
上顎と下顎が正しく成長していない場合は
幼児期に治療を開始する必要があります
そうしないと顔が長く成長し
必ずや長期にわたって問題になるでしょう
叢生や顎関節症、睡眠時無呼吸症などの問題です
もっとも重要なのは、ほとんど全ての
耳、鼻、喉の問題の根本的な原因になる可能性があります
なので本当に早期の診断が重要です
もし疑問に思ったら、お子さんを4〜5歳の時点で
オーソトロピストに連れていくことをお勧めします

コメントをどうぞ


友だち追加