矯正治療の必要性と需要とは何か



第8回の歯科医院さま向け動画は、【矯正治療の必要性と需要とは】についてです。文明国のライフスタイルが不正咬合を招き、矯正治療の必要性を高めています。しかし、必要性 (needs) と需要 (demands) は必ずしも一致しないようです。今回はお父さんの、ジョン・ミュー先生のコメントをお届けします。

矯正治療の必要性と需要とは何か
これは明らかに、
各個人の不揃いな歯並びの定義によって異なります
完璧な歯並びが求めるなら、
極めて充分な顎の大きさが必要です
そこそこの歯並びでいいなら、矯正をする割合は下がります
国によって異なり、例えばイギリスの場合は、
約60%の子供が、
治療を必要とする不揃いの歯並びをしています
日本だと約80%近くと高くなり
アフリカなどの発展途上国なら
叢生歯の割合は約40%に下がります
これは明らかに各国の生活スタイルの違いに関連しています
矯正の必要性は、必ずしも需要と一致するわけではなく
とても不揃いな歯並びと顎のために、治療する必要性を感じても
食物を咀嚼するのが難しいからという理由でなくてもいいのです
もちろん必要性が必ずしも治療につながるわけではなく
多くの人は治療費が高すぎるために受けません
しかし基本的に文明国のほうが需要は高く
途上国よりも治療の必要性は高いのです

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