今年もママビバに参加しました・・FB記事のまとめです
【第91回ブログ】今年もママビバに参加しました・・FB記事のまとめです
主催者発表によると2018年の今年は約7000人の来場者がありました。3月31日と4月1日の週末に仙台国際センターにて開催された、ママビバ2018にお子さま連れのご家族が多数ご来場されました。
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お腹の大きなお母さんから、ベビーカーを押すパパとママ、園児の手を引くおばあちゃんまで、これほどたくさんの赤ちゃんと子供たちに会えるのは、ママビバ以外にありません。毎年楽しみにしています。
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両日でおおよそ100家族のママやパパとお話しできましたでしょうか。すでに矯正治療を始めているお子さんもいました。3年前より確実に増えている感じがします。早期治療への取り組みが進んでいる証でしょうか。
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3〜5歳にかけて比較的よく見られる、乳歯の反対咬合を心配されるお母さんが多かったように思います。舌全体を口蓋につけることと、お口を閉じる習慣を身につける大切さをご説明させていただきました。
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6歳になっても改善が見られない場合は、専門医にご相談されることをお勧めしました。年ごとに歯並びに対する理解と認識が深まっているように感じます。
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【機能は形態を変えると言うが】
ママビバで乳歯の反対咬合を心配しているお母さんが多数いらっしゃいました。折しも、歯科矯正の専門誌4月号に「鼻呼吸障害と反対咬合」の臨床報告が載っていました。
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口呼吸を鼻呼吸に改善したら、前歯部の反対咬合が治ったという症例報告です。しかし、少し違和感があります。反対咬合の原因は、鼻呼吸にあったと結論づけているからです。
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本当にそうでしょうか。それでは、反対咬合の人は口呼吸していると断定できるでしょうか。そんなことはありません。反対咬合でも鼻で呼吸している人はたくさんいます。真実は別なところにあるのかもしれませんね。
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【驚きの睡眠時のリップシール】
筆者はこの20年間、体重の変化がありません。フィットネスのため体重をコントロールしています。しかし悩みはずっと、イビキと睡眠時無呼吸症でありました。眠りは浅く、午後になると集中力の低下を避けられませんでした。
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そのため、横向きに寝ることを習慣づけてきましたが、寝返りの回数をカウントできるほどに、浅い眠りのままでした。睡眠外来の診察を受けたところ、睡眠時間6時間半のうち、約1割が無呼吸状態でした。ところがです。
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ここ1ヶ月ほど、睡眠時のリップシールを続けています。寝返りのたびに目が醒めることは無くなりました。運転時や日中の眠気も消失しました。確実に睡眠の質が向上しています。
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そればかりではありません。口蓋が拡大した感じがします。舌全体が一晩中、朝までピッタリと口蓋に付いているので、歯列がフレアアウト(外側に向かって拡大)した感じがします。
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驚きの、睡眠時のリップシール。皆さんも是非お試しください。
【睡眠時リップシールの効果を実感するほどに】
リップシール(唇を閉じる)という一見ありふれた言葉が、ネットでほとんど見かけないことに気がつきました。リップシール ( Lip Seal ) で検索すると、ベアリング(軸受)の密封装置の画像だけが出てきます。唇の写真は1枚もありません。
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それではと、マウスシール(お口を閉じる)で検索してみると、アザラシが大きな口を開けた画像ばかりです。マウスシール ( Mouth Seal ) も全く使われていません。Seal はアザラシです。
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さらに口唇閉鎖を調べると、口唇口蓋裂の治療に関する情報に導かれます。つまり、リップシールはこれまで話題にされなかった、レアな言葉であるということです。
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リップシールの効果については、オーソトロピクスの Youtube 動画および動画に対するコメント欄に散見されます。今後とも順次ご紹介していきたいと思います。
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写真は小林製薬のナイトミン 鼻呼吸テープの CM を参照しています。
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【昔はもっと出っ歯が多かったと言います】
顔学の権威、原島博先生がおっしゃるには、「昔はもっと出っ歯が多かった」そうです。昔というのは、戦後から高度成長期の頃でしょうか。しかし今にして思えば、出っ歯は子供の上顎が健全に成長していた証しだったのかと。
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舌を口蓋に付けて、上顎を水平前方に押し出せば、一時的に、上顎の前歯が出っ歯のように飛び出すことがあります。歯だけが傾くので、歯性前突といいます。
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この過程を経て、上顎が成長し魅力的な顔立ちになります。顎顔面の成長とともに前歯の傾きは回復し、下顎の前歯と重なります。
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出っ歯のお子さんを見かけなくなったことも、上顎の成長が弱くなった証拠でしょうか。
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