アライナーエキスパート、ディエゴ・ペドロ先生に聞く
第149回動画は「クリアアライナーのエキスパート、ディエゴ・ペドロ先生に聞く」と題して、ドレク・マホニー先生がインタビューしています。
インビザラインのクリアアライナーの特許が切れたので、主だったメーカーがクリアアライナーを供給し始めています。オームコ社のスパークアライナーもそのひとつでしょう。アタッチメントを歯面に接着し、歯を回転することや、上下にアップダウンすることが可能になりました。そのため、より難しいい症例も治せるようになりました。
今では、クラス3(受け口)やクラス2(出っ歯)、オープンバイト(開咬)も治せるとのことです。技術の進歩は止まることを知りません。お二人の会話のなかに出てきた、スマイル・ダイレクト・クラブとは一体、どのようなものでしょうか? 矯正医にかからずとも歯並びを治せるとは、どういうことでしょうか?
M:皆さんこんにちは たった今
アライナーの上級コースの初日を終えました
ディエゴ・ペドロ先生は
スペインのバレンシアからいらしています
素晴らしいプレゼンテーションを有り難う
ご紹介頂いた症例は当時夢にも思いませんでした
インビザラインが 最初に世に出たとき
私の医院でも 提供しようと思いました
P:このコースの素晴らしい点は
歯科矯正がどう変化したかを示せることです
歯科医や矯正医は アライナーが
簡単な症例のみ 治療可能と思っていました
現在では 多くの症例が可能になっています
最も複雑な症例である クラス2級や3級
開咬なども完璧に治せます
実習や知識の面で まだ制限がありますが
今では高機能なアライナーが供給されています
インビザラインや
オームコのスパークアライナーは素晴らしいです
現在 スパークで 多くの症例を治療しています
同じ結果を得られています
最も重要なのは 治療プランだからです
あなたや私がコースで教えようとしているのは
最善の結果を得られる 思考のプロセスです
M:レクチャーで重要な点を説明されました
例えば米国では 矯正治療の90%が
クリンチェックをそのまま受け入れています
先生の治療プランと
戻ってきたクリンチェックの結果から
先生が実際にどのように調整するかを見られます
トルクを加えて安定的に拡大する方法がいいですね
開咬をしっかり閉じた素晴らしい症例でした
単に前歯を挺出させるのではなく
アタッチメントを用いて 臼歯を圧下させています
世界中の歯科矯正医は
スマイル・ダイレクト・クラブを恐れています
患者さんが矯正医に行かずにすむからです
それに関してどう思いますか?
P:このタイプのクリニックや
システムを利用する人は少ないでしょう
大部分の患者さんは現実的な治療を必要とするので
スマイル・ダイレクト・クラブ SDC では無理です
SDCで治療できる嚙み合わせもありますが
TADを使って遠心移動させる方法や
アライナーとゴム 歯間ストリップスの併用など
誰もマネできないので 恐れる必要はありません
M:ディエゴ先生は研修プログラムを作りました
アライナー療法の マスターコースでは
歯科医師がノウハウを学べます
多くの人が想定しているものではありません
インビザラインに加盟し 単に歯型を取って
歯科技工所に送れば終了というものです
それがいいと言う歯科医もいます
患者さんの時間が最小限で済むからです
本日の重要点は 治療プランを立てることです
バイオメカニクスは非常に重要です
先生とイバンさんがオーストラリアに来て
研修 プログラムを開催することを望んでいます
ヨーロッパでは一番人気のプログラムですね
ヨーロッパの矯正医とお話すると
誰もが先生のプログラムを絶賛し
アライナー治療が好きになったそうです
P:それは理解できるようになったからです
バイオメカニクス(生体力学)を理解すれば
アライナーで何でも治療できます
良い治療プランを作り
歯の移動を予測して 順序付けます
これら3つの要素で上手くいきます
M:先生のレクチャーを聞いたことがない方は
先生のアプリから
素晴らしい治療プランをご覧いただけます
合わせてeodoTV.comからもご覧になれます
P:アップストアのInviorthoProで
ダウンロードできます
無料と有料のコンテンツがあります
全てのレクチャーをダウンロードできます
手順の全てを学べます
多くの症例があります 大いに役立ちます
5000人以上の歯科医がダウンロードし
とても良い評価を頂いています
M:本日はありがとうございました
P:こちらこそ ありがとう