プラス効果を期待できる歯科矯正

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ひとたび病気や怪我となれば、医院や病院で診察を受けます。場合によっては、手術をうけ入院することもあります。健康な身体にダメージをうけ、一刻も早い回復を願ってのことです。健全な状態(ゼロ)からマイナス(−)に低下した身体を、再び現状(ゼロ)に回復させることです。

これに対して歯科矯正は、現状からプラス(より良い状態)をめざす医療と考えられています。生まれながらの口蓋裂や、生育過程の極度の不正咬合をのぞいてのことではありますが。多くの歯科矯正医が、装置がはずれ、美しく整った歯並びで、満面の笑みとともに医院を後にする患者さんを見送る時、この上ない喜びと充足感を感じるのは、この人生のプラス効果のためかもしれません。

国から「それは見た目の問題でしょう」と言われ、健康保険が適用にならない日本の子供の歯並びの現状を思うと、フィランソロピー(社会貢献)という言葉のイメージが広がります。フィランソロピー Philanthropy は慈善活動とか、寄付行為を表す言葉でしたが、今では、広く社会貢献活動を示す言葉として用いられています。

非営利の立場から、様々な活動を行なうNPO団体を知ることができました。障がい児のお世話をする組織、女性のシェルターを運営する団体、途上国の教育支援をするNGO、ママさんの育児支援グループ。半分は助成金や補助金に頼っていますが、半分は会費・寄付・自主財源(収益)でまかなっています。どの団体も若くてキラキラしています。そして強い、いつも前向き。このエネルギーはどこから来るのでしょうか。

歯並びが良ければ実感できる、お体への10個のプラス効果を紹介します。

①歯磨きが楽になる ②発音が明瞭になる 
③食事をおいしく食べられる 
④ムシ歯や歯周病になりにくい ⑤頭痛の悩みが解決するかも ⑥ツバが飛ばない ⑦全身の健康バランスに良いはず ⑧歯科治療の負担が減ると思う ⑨頬肉を噛み込まない ⑩口臭を発しない。

さらに10個の、社会性のプラス効果も期待できます。

①笑顔に自信が持てます ②周囲を明るくします ③お友達が増えます ④チャンスに恵まれます ⑤年収アップも期待できそう ⑥海外に行っても大丈夫 ⑦社交性が高まります ⑧ファッションセンスも格段にアップしそう ⑨他人の歯並びが気になります ⑩社会貢献に目が向きます。

自費診療のため決して安くない歯科矯正ですが、自らと社会に及ぼすプラスの効果を考える時、キラキラ輝く笑顔と、フィランソロピーがとても重なって見えるのです。フィランソロピストとしての歯科矯正医の役割はとても大きいと思うのです。

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