骨に作用する力
歯科医院様向け第5回動画は、「骨に作用する力」についてです。弱く連続したフォースが歯を動かすことはもちろんですが、
オーソトロピクスの顎成長も同じメカニズムであると、マイク・ミュー先生は述べています。
骨に作用する力
私たちが見るほとんどの骨は、乾燥した不活の骨です
その目的は外力からの保護です
骨はとても丈夫で弾力性があり、
身体を支えている積み木だという印象があります
もし骨が、短時間の強い力で変化するなら
固いステーキを食べるごとに歯が動くことになりますが
明らかに動きません
例えば、重量挙げ選手が持ち上げるごとに
背が低くことになることになりますが、そうはなりません
骨は短時間の強い力にとてもよく耐えます
しかし、長期間の弱い力には、耐えられません
骨は柔軟性のある強い物質からできていますが
いかに骨が変化しやすいかを知って驚く人もいます
微細で正常な骨成長がゆっくり進むと
骨はこの成長のために変化するでしょう
とても微細で穏やかな骨成長にもかかわらず
結果的に、センチメートル単位で変化することができます
乾燥した頭蓋骨の冠状の内側を見てみると
とても細かい血管の跡が見えます
頭蓋骨と脳を保護する固い皮質骨に刻んだ
深い凹みとして見ることができます
いつも驚かされるのは
実は骨はとても変化しやすいということです
確かに短時間の強い力で骨はたわみますが
矯正装置や姿勢位(舌位置)のような長期間の弱い力に
骨はとてもよく反応し、変化しやすいのです